量は質に転化する(だろう) (長野戦プレビュウ)

特に、現地観戦していると、

ちょっとしたワンシーンの細部に、今季、山雅としてやりたいことが表現される。

けれども。

(陣容からしてみても) チームの全容が、すべて開示されないこともあり、

局地的には、

左サイドの奧スペースが (そこに#10菊井を配していることがあって)活発なのが目立つくらいで、

これでズッといくのか、いかないのか。

要は、いまだ、我がことを識る感がない、それが正直な思い。

対し、長野。

山雅同様に、監督が新しくなって、けれど、おそらくは山雅以上にやり方は変わっているだろう。

早川さんが チームとつきあって3年目であることを考えれば。

メンツがほとんどわからず(わかろうともせず)、

スタイルを確かめる気にほとんどならずにいるので、

敵を識る、とは口が裂けても言えませぬ

が、ただ、ひとつ。

Jリーグ公式データ上、〈被シュート数〉(第4節までの累計)をみると、

長野は、52 で断然のリーグトップ。 (山雅は 3ゲーム消化で 29 )

これ、攻撃の活発な対戦相手が続いたことが大きいかも知れんが、

相手に、シュートチャンスを多く与えるサッカーであることには違いない。

ならば、数多くシュートまで持っていければ、活路は開ける、ってことかいな。

すなわち、回数(=量)が、勝機(=質)を呼ぶ(信仰みたいなもんです)

そこが、長野攻略の鍵、と言えるかも知れない、

かように、プレビュウの結論が、

正直に徹するとはいえ、まことにお寒い内容で、申し訳ありません。

ゲーム当日は、朝からの雪が、午後になって雨に変わる……予報。

オゾイ天気ですが、

ま、防寒だけは忘れずに、アルウィンでお会いしましょう、

チームと、北ゴール裏同士に。

では。