― あら?、下川 陽太は、奈良に居るんじゃなかったの?
いまごろになって、
そういう家人なので、
― 次の宮崎で対戦できますよ、といなしておく。
下川の抜けた分を、奈良として取り返してないようにも感じるが、
ただし.
なんたって、10回山雅とやって(所属チームは違う)、7得点を挙げている、
岡田 優希はご健在なんだから、ゆめゆめ油断などできませぬ。
(☜ 岡田の次に山雅からゴールを獲っているのが、沼津の川又なのかね?)
さて。
リーグ初戦にして、ここにはこう対処したら(少なくとも)負けることはない、
と証明されてしまったチームがあって、
それは、福島ユナイテッドなんですが、それを暴露したのが奈良クラブだった(追いついて 2 – 2のドロー)。
ゆえに、そのスカウティングと実行力は大したもの、と思っていたら、
前節の対讃岐戦をみると、なんだかギクシャクした窮屈なサッカーをやっているから、意外や意外。
思うに。
これ、あまりにも相手を意識し過ぎて、自分の強みを忘れたのであるまいか?
とにかく。
奈良クラブとは、
相手を相当研究して、極めて対応的なサッカーをやってくる主義なんだろう、とひとまづは押さえておく。
すると、おそらく。
沼津戦を参考に、
こっちの中盤(ボランチ)に自由に仕事をさせないことと、(中盤を飛ばしてでも)サイドの空いたスペース奧を獲ること、このふたつをやってくるでしょうから、
相当にむづかしいゲームになります。
対して。
奈良は、沼津と(昨季実績で)ほぼ同じ反則数を犯すサッカーをするから、
そこを〈巧く〉衝きながら。
欲と慢心をばじっと戒めて、前節にみられた後半のペースダウンと疲弊を回避しつつ、
自分のほうへと、ゲームの進行を引き寄せては、効果的に駆けずりまわる。
― これで行きましょう、山雅。
やってもらいたいことの具体は、沼津戦レビュウで述べていますので。
では。