年賀状をいただいた返礼に、寒中の見舞い状を出したら、
それを読んだ K君(東京在住)から、ショートメールが入っていた。
― 速報です、本屋で「藝術新潮」を立ち読みしたところでは、パウル クレー展は、愛知県美術館(1/18~3/16)、その後、兵庫県立、静岡に巡回のようです。
僕が、今年はクレーが観られるから楽しみ、と書き送ったのだ。
なるほど。
静岡市では、6月から8月にかけての開催らしい(いまだ詳細不明)、
そこで、
― 静岡はかなり暑いですが、いまや日本中そうですから、今夏の予定にしましょう。駿河湾を眺めて、清水か沼津で会食といきましょうか?、と返すと。
― 8月ならいいですね、でも暑いか、もろに太平洋に面してるから。でも、寒いよりはいいか!?
了解です。詳細は追って決めましょう。当面の生き延びる目標が出来ましたね。
K君は、数年前に膵臓を摘出した身体だから、(現在は厳重なインスリン管理下)
生き延びるについては、僕などくらべものにならないほどに切実感があるだろうが、
長年の友人ゆえに、お互い、それには触れもせずに、
あと半年向こうに、ひとつの約束を作った日。
では。