ひと月前に,覚悟しておく。

山雅にとってのリーグ開幕、アウェイ沼津戦(第2節)は、2月23日。

だから、ちょうどひと月後。

その今、再度、ダメを押しておきたい。

つまり、スタメンクラスが大半居残ってくれたことに安堵してばかりいると、泣きをみるだろうことを。

そのあたりは、新監督の早川氏から、

進化(エボリューション)がなければ、目標達成はできない……という発言もあったので、

チーム自体はわかっているに違いないが、

取り巻き(ファンサ&ポーター)の呑気、これが厄介で、心配。

なぜなら、

こういった根拠なき安心感(ですよ)は、チームが逆境にハマった時に、果たして、支援する側に立てるのだろうか?、と。

……さて、チームに対しては。

各個の技量、そこは、より〈上手くなる〉ことで究めていくとして。

もうひとつ。

ゲームを〈巧く〉手繰り寄せる、握る、この点でこそ、進化、深化をしなくては。

たとえば。

終盤10分を切ったら、俄然守りに入ってしまって連携できない、とか、

無意味な蹴り出しやクリア、がカイゼンされることが、それ。

僕が思うに、

飽くことなく攻撃するためにこそ守るといった基底の戦略が在って、

その上に、攻撃力が乗っからないと、3部リーグはしのげない。

数年かけてようやくのこと、

(たとえ3部であろうと)得点力を身にまとうチームが出来上がってきているのだから、攻撃が売り、のチーム像がもっと鮮明になってほしい。

その矢先、

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州各国リーグの上位クラブによる欧州王者選び)の、

ベンフィカ(ポルトガル) vs バルセロナ(スペイン)のゲームハイライト(3分)を観て、

なんとまぁ、サッカーゲームの魅力が満載なのかと、恐れ入ってしまった。

結果は、バルセロナが、敵地で 5 – 4 と逆転による勝利。

計9ゴールの中身は、

ゴールキーパーのミス 2点、ペナルティキック 3点、サイドをえぐって 2点、デザインしたコーナーキックから(ヘッドで) 1点、ロングカウンターの個人技で 1点。

あまりにも濃過ぎる、とは言え、

山雅がこれから闘う全38戦の、サッカー固有のむづかしさが示唆されているから、どうぞご覧あれ。

実際、簡単なゲームなどないはずで、ジリジリと、堪える場面が多いだろう。

しかし!!

僕が強調したいのは ひとつ。

つまり、相手より多く得点しないと勝ちは決して獲られず、

結局は、攻撃力、攻撃的な姿勢が、動画のゲームを決めた、そのこと。

では。