いつも そこに在る。

僕の知っているところで、または、知らないところで、

世界は さまざまの死でいっぱいだ。

それを、あたかも、自分が看取るの、支えるのと、どれほど傲慢なんだろう、人間は……。

 

勝利だの……敗北だの……これらの言葉には、意味がない。生命は、こうした表象を超越して、すでに早くも新しい表象を準備しつつあった。
(『夜間飛行』1931年刊、サン テグジュペリ著、堀口大學訳)

秀歌だと思う、しかも、これくらいの低さで歌ってもらうと、その良さが断然に引き立つ。

では。