システムを棚上げしたら? (~2.23期間限定の妄想❸)

3バック(トリオのセンターバックで、実質は5バックで守る) なのか、

あるいは、採用するのが、

4バック(ふたりのセンターバック)なのか、といった議論。

敢えていうと、それは、あくまで初期配置(布陣)に過ぎず、

その前列にひかえるはずの、

中盤(ボランチ)の編成、機能、位置取りとの連動/連携、

さらには。

最基底のゴールキーパーとの分担を含めて考えないと、意味をなさない二者択一論になってしまう。

実績的には、

3バックにしたら、昨季の終盤は、勝ちが転がり込んできた?から、

おおかたの支持を得たようには思う。

ディフェンダーには、専門性が加わって居心地がいい、のかも知れんし、

5バックのラインを形成するためには、サイドバックが定型的に高い位置を採ることもなくなって、安定感はでてきたか。

僕から診ると、

最終盤に魅せてもらった美点は、特に、

❶宮部 大己の左センターバックへのコンバートの成功、と

❷臨機に気の効いたロングフィードをかませる高橋 祥平の起用、このふたつ。

さらには。

❸野々村 鷹人が、パスコースの選択を左サイドバック一本槍から脱却して、
より多様性、自在性を身につけられたこと。

かように、3者3様の強みが引き出せたのが収穫であって、システムは絶対条件でもなかったはず。

萬年的には、

後ろ4枚にしておいて、中盤を三角形で、つまり、トップが菊井、左 安永、右 山本で形成する、

初期布陣の、4 – 3 – 3 に、いまだにこだわってはいます。

少々譲って、3 – 4 – 3 でもよろしい。

とにかく、

最前線でボールを収めてくれて、そこから攻撃を展開する、といったセンターフォワードが想定できなければ

結論として、ゼロトップの、スリートップ(変な表現ですが)、といった曖昧さを引き摺らざるを得ないと思いますけれど、

3人の最前線で追い込みをかけて、守攻一体性を強化するのが良い。

ところで。

宮部ご本人に訊いた話では、左は大学時代にやっていた、というから、無難にこなせるわけだ。

しかも、ですよ。

彼の大学(法政)時代の監督は、この度、新任したコーチ 長山 一也氏その人であったから、

シラっと 背番号16番を継承して、(おそらくは)なみなみならぬ決意の宮部さんには、

なんとしても、2025季を彼のシーズンにしてもらいたい!!なぁ。

では。