少々、ひっそりと書いておきます。
日頃。
リーグがひとつ違えば天地の差、
要は、リーグ至上主義論を唱えておきながら、
高校生サッカーのスタイルに接すると、
それを、山雅がやれだのどうのこうのと、
我がチームの不足のような発言を、臆面もなくする向きがあって、
おいおい、気は確かか?、と思ってしまう。
ハードワークとか、ねちっこい守備とか、言うんだが、
眼前の、(高校)対戦チーム同士の技量による、ゲーム様相、
たとえば、ボールの運び方の良否(レヴェル) を無視して、
ほんらい比較できないものを、心象的、
同一レヴェルで感じてしまい、それに疑問を持たない、あるいは、内省すらしないのは、
ふだん山雅(と対戦するプロチーム)を観ている者として、かなりマヅイです。
よくいえば、無邪気、なんだろうけれど。
皮肉な言い方をすれば、
彼らが山雅に求める〈美点〉とは、実は、
我がチームを、弱者の立場に縛る足かせでしかないのが全くわかっていない。
〈強くなれ〉、とは真っ向矛盾した要求でありましょう。
もちろん。
高校サッカーが観て楽しめないわけではなくて、
上田西高が次に、(準々決勝で)あたるのが、流経大柏高らしいから、その楽しみは増す。
ただし。
現在、(高円宮杯)プレミアリーグイーストで4位につけている相手だから、
これはもう、ひたすら守って一矢報いるの状況があからさまになりそうな可能性が高い。
で、万が一、
その方策が奏功すれば、ますます上田西へ習え、の大合唱が聞こえてきそう。
いやはや。
でなくて、
僕は、ボール保持にこだわったテクニカルなサッカーで戦うのが、
今後の財産になるものと信じるし、彼ら自身はそうしたいはずだと思う。
では。