来年の今頃になったらやはり、同じことを言っているんだろうか?
2024シーズンの山雅は、
僕にとって、過去いちばんに成長ぶりが楽しめるチームだった。
観戦者それぞれの、チームに求める到達点が違ってアタリ前だろうけれど、
クオリティがだんだん上がっていくことに瞠目することが多かったのが、ありがたかった。
そんな中、もうひとつの着目点は、Jリーグの定める〈フェアプレイ賞〉受賞が、ほぼ確実であること。
重大な反則(カード呈示)などの多寡によって、ゲーム当り1ポイント以下であったチームに与えられる栄誉。
山雅は、Jリーグサイトをみると、
ポイント 31。これは、沼津と並んで リーグ 2位。(1位は福島)
カードを貰わなかったゲーム数は、12で、これは、リーグ3位。
(☞ ちなみに、総反則数では、山雅は リーグ 3番目に少ない)
自分たちがイニシアチブを執ってゲームができれば、反則を犯してまで相手を阻止する機会も少なくなるだろうし、
ファールを与えなければ、セットプレイによる危機もない。
だから、サッカーの質という点で、好ましい指標。
さらに。
反則ポイントには、〈キックオフ遅延分数〉が含まれる。
キックオフ指定時間に間に合うようピッチに登場したか、という数値。
上の順位には、すでにこれが加算されているはずで、山雅の場合は、1(分)だった(と記憶)。
2022年、3部リーグ初年度。
山雅の反則ポイントは 87 で、リーグ最下位(つまり多い)。
僕の記憶では、加算されたキックオフ遅延分数が 相当に大だった。
このリーグをなめていたのか、チーム規律が緩んだか、あるいはハーフタイムのミーティングに熱中していたか?
まぁ、3番目の理由は考えにくい。
ともかく。
そこから2年をかけて、3年ぶりにたどり着いたフェアプレイ賞。
……日頃、ジャッジには多く不可解感をおぼえるにせよです、
地味なところでの精進を、見逃さないようにしたい。
……ここから、このままで来季をスタートする、はもちろん見果てぬ夢。
だが。
スクラップが、出来る得る限り最小限であることを願い、
これからは、チームの再編成が進むのを楽しみましょう。
では。