語られるにふさわしいチームになった(昇格PO決勝の感想)

後半アディショナルタイム、あと 3分を耐えられずに失点。

2 – 2 のドロー。

昇格はならず……。

僕は、日頃、○○劇場と形容するようなゲームは要らない、と思っていて、

ゲームに劇場を持ち出しす御方は、こういうゲームをも劇場と呼ぶべきでしょうね。

攻め込まれた流れをいかに〈巧く〉ひっくり返すのかという、突き詰めが甘かった課題は見逃してくれず、

また。

38回やったリーグ戦の順位、という事実が、最後に効いた。

でも、しかし!!

今シーズンの決算みたいなゲームを現地観戦していて、

眼の前の山雅は、確実に、〈語られるべき〉チームとして、

歴史のページに足跡を残した、と実感しています。

各個の技量は、かなりの上達を魅せていて、

このまま、ここから次を始められればいちばん良いが、

それも叶わないにせよ、

クラブとチームには、あと9週間もすればスタートする来季へと突き進んでもらいたい。

……そんなことを、

ゲーム後ピッチに並んでの挨拶もせずに、真っ先にゴール裏に向かう菊井 悠介をみながら思っていました。

とにかくは。

山雅界隈のすべての皆様、まづは、今季、お疲れさまでした。

では。