アルウィンの寛容の中で (FC琉球戦プレビュウ)

3連勝だの、PO圏死守だの、

周りがやたらとざわめき、湧き立とうとも、

そしてこの時季、プレイヤー個々には、感慨もいろいろあろうとも、

チームはひたすら、シーズン通して深めてきたサッカーを着々と行えば、それでいい。

90分プラスα、自分流を信頼することにおいて、ブレないサッカーを披歴せよ 。

このメンツが競演できる、レギュラーシーズン最後のホームゲームでもあるんですから。

技量差のすくないリーグで戦うからこそ、

山雅に必要なのは、

上手くやることに加え、〈巧く〉(=巧妙、狡猾)にゲームを揺さぶること。
(☜前から言ってますが)

起点となる、ボールを持つ、持たせるのさじ加減も、こっちが主人公となって立ちまわれ。

能動的、ってのはそういうことだと考えます。

琉球は、ボールを持ちたいサッカーをしたいだろうから、

相手に立ち合いの変化がなければ、比較的組しやすいはずで、勝機はそこらへん。

 

……ところで、ひそかに。

どれくらいの入場数になるかには、ちとご注目。

天候や、個々人公私の都合はさておいて、

勝っているようだからやって来る者をも受け入れる寛容なアルウィンだけれど

勝ち馬に乗りたい、都合の良い時だけここにいたい、といった変数要因も見ておきたい。

では、初冬のアルウィンで。