……だった、と言うべきなレビュウ(速報)です。
降雨で、水を含み、あるいは、湛えた重いピッチでのゲーム。
ハーフタイムに、チノ氏とは、
後半どこかで、集中が切れたり、交代カードが切られてマークがずれたりをきっかけに、得点が入るかな?、とか話していて、
その80分過ぎ。
コーナーキックのクリアボールを宮部が回収。
それを、直前にCKを蹴って右サイドに居残ってる菊井へフィード。
菊井のクロス投入に、ヘッドでキッチリ反応したのは野々村 鷹人だった。
その得点を守り切って、1 – 0 で制す。
他のゲームの帰趨がわからず、
まぁ順位は上がるんだろうけど、連勝の旨味は久しぶり、そんなでスタジアムをあとにした。
〈雨でなければ〉
パスを狙って蹴っても、場所によって、ボールは止まるわ、滑っていくわ。
そんなデメリットを多く負ったのは、素早いパスワークとドリブルを心情とする宮崎のほうでした。
対し、山雅は、パスも満足に繋げないピッチコンデションから、
グラウンダーサッカーを棄てた戦法をひたすら敢行。
そのことにおいて意思統一が明確で、かつ、徹底していた。
ルーズボールへは直線的に寄せていたし、ボール回収に執着さと執拗さがみられた。
もちろん、それで良くって、
あのコンディションで選択すべき最良なやり方だったと思います。
はからずも前方、前進一択のサッカーが実現してしまったのは、まさに、雨が奇貨となった、と言えましょう。
チノ氏いわく、
あれだけ蹴り出しを徹底する山雅は久しぶり。
良好な芝でやっていれば、もっと厄介な相手でしたよ、宮崎は。
ゆえに、昨日に限れば、雨は友達、雨は恵み、我がチームにとっては。
終盤、入場者8,500人のアナウンスがありましたが、実感的には、5,000人そこそこ。
途中(あるいは端から?)でお帰りになった皆様、
共に歓喜を味わえなかったのはまっこと残念なことでした。
では。