キンモクセイの効用。

今、キンモクセイの花が盛んだ。

玄関から中庭に回っていくと、甘い香りが心地よく漂う。

― あぁ、実に、いいねぇ。

夫婦の意見が、こんなにも一致することはあまりないから、救われた気分になる。

キンモクセイの花は、夫婦和合の秘訣なり   by 萬年

さて。

今回の曲は、

『ペーパーチェイス』(1973年、米映画)から、そのサウンドトラックを。

音楽を、ジョン ウイリアムズが担当していたとは、いままで知りませんでした。(迂闊)

映画は、将来の立身出世をめざして、ハーバードのロースクール(大学院大学)で学ぶ学生たちのお話。
その俗物性が、わりあい巧く描かれていて面白い。

ただ、主人公が、教授の娘と恋仲になる次第は、かなり不自然(強引)で、気になりますが。

では。

良くも悪くも,佐相と凱光 (奈良戦レビュウ❸)

動いたか

浅川 隼人を欠いたゲーム、

山雅は、4 – 4 – 2 を採用し、ツートップは、安藤 翼と菊井 悠介。

対し、奈良は、下川 陽太と中島 賢星のキープレイヤーふたり不在の、3 – 4 – 2 – 1。

(#31岡田 優希は、いつもより目立なかったが、ゴールに結びついたクロスを投入する、最低限の仕事はした)

……これが前提。

〈崩されないままの失点〉☜ 強く指摘!!
こっちの守備陣形なりが破綻して、つまりは、相手に崩されてしまって失点。

ではなくて、

崩されてもいないままに失点する、という悪癖を責めたいわけです。

崩されるには、その前で、相手の攻撃に喰いついているはずが、

その仕事自体がおろそかになっている、と思います。

このゲームだと、奈良はスリーバックとサイドバックが、ピッチをワイドに使って円弧を描き、サイドを侵してくる。

となれば、山雅は、主に、2列目のウインガーとサイドバックのところで、それに対処しなくてはならない。

山雅のサイドバックは、やはり、向こうのサイドバックを抑止しようとするから、そこにボールが入る手前(のプレイヤー)は、ウインガーがチェックに行く必要がある。

この日は、その役目は、佐相と村越のいづれかが果たすべきだった。(このふたりはサイドを変えながらプレイしたので)

ところが、そこをケアしないために、やすやすとボールを左サイド奥に入れられて、ここに突入してきて、フリーでクロスを撃ったのは、奈良シャドウの、岡田。

これ、

村越と樋口(サイドバック)との、マークの振り分けの意思疎通がなかった、とプレイヤーまかせの総括をしてはダメであって、

この部分は、今後 3バックとの対戦するゲームのために、チームの守り方として落とし込んで下さいよ、霜田監督。

すくなくとも、相手が、ゴール手前20mまでボールを運んできたら、必ず、誰かが阻止に向かう、そういった勤勉と執拗さです、必要なのは。

あと、とりあえずクリア、といった軽い中途半端な跳ね返し、これもいけません。無責任過ぎる。

(佐相、村越を個人攻撃しているわけでなく、彼らの好調さに期待するからこその苦言です)

こういう守備をみせられると、4 – 3 – 3 にして、ボランチによる守備圧を強化することを望みます。

❷相手の逆手を獲れない正直 ☜ 正直をほめていない!!
ゲームを通じ、奈良は、こっちにボールを持たせる戦略を遂行したと診ます。

そうしておいて、ボールを引っ掛けて奪ったら、サイドへ回すか、または、機をみてセンターフォワードを裏抜けで走らせるか、そのどっちか。

だとすれば、山雅はむしろ、その手には乗らずに、

敢えて向こうに持たせておいて、相手が前傾姿勢のスイッチを入れた瞬間に、スリーバック裏のスペースを狙うべきだった。

ゲームの入り、または後半開始は、そんな流れが観られたのですが……。

奈良の引き具合だと、後ろから組み立ててやれ、という判断が動いたのか?

もちろん、ボールを握ることが〈悪手〉ではないが、

相手の虚、いやなところを衝く、想定外で攻め立てる。

勝ちにこだわるというなら、そこまでするべきではないか。

馬渡 和彰、山口 一真が投入されると、特に右サイドに風穴が開き、かつ、前線が躍動しだした後半は、

ほぼ、ハーフコートゲームの様相。

高さの無い前線だから、20本も積み上げたクロスは、すべてグラウンダーでよかったと思うんですけれどね。

あれだけ攻め続けてゴールができなけれゃあ、何を言われても抗弁できず、

よくやった、とは、残り8ゲームのためにも、禁句

では。

〈勝ちにこだわる〉ことの実際 (奈良戦レビュウ❷)

(季節の憶え ☞ 今朝、キンモクセイの開花の兆し)

チームに対しては、勝ちにこだわって必死にやれ

だから、そんな山雅が大好き、とか言っておきながら、

僕らが、そうなっていないことを、いくつか指摘しておきます。

当日は、いつになく饒舌な息子と、隣同士で観戦。

― パウリ―ニョのミドルシュート、あれは上手かった……。

― うん。(シュート時の)ボールのとらえ方は、横山 歩夢がピカいちだったね。

……シュートを、ゴールマウスはるか上空へと放つ山雅をみながら、

こんな談義をしていて、その息子のつぶやきを多くもらいながらであることを、お断りしておきます。

たとえば……、

❶ゲームの早い時間帯、ボールを持ち込んだ安永 玲央が、相手ペナルティエリアで倒れたシーン。

ジャッジは、ゴールキックか、キーパーによるキャッチだったか? と思いますが、

なにやら、ペナルティキックを疑う観客の喚声が南ゴール裏を中心に起こった。

あれなんかは、

大型ビジョンに、すかさずリプレイを繰り返し流すことで、クラブとして、勝ちにこだわる姿勢を表明すべきではないか。

リーグからのお達しでできないのか、または、DAZNがやらせないのかは知りませんが、そういった壁を突破することが大切。

ここは、ホームなんですから。

ジャッジの不可侵が確立されているからこそ、際どいシーンは即座にスタジアムと共有する、それが求められましょう。

❷相手チームが放った、ヒヤリとさせられるシュート。

これに対し、そのまま〈危なかった~!!〉の肝を冷やされた嘆声が湧き立つアルウィン。

まぁ、正直、っていってしまえば、それまでですが、

そういう場面こそ、〈完全無視〉の沈黙で、相手の調子づきの芽を摘んでしまおう。

❸味方による、チャレンジしたパスがつながらないようなミスに、落胆の声が挙がる。

プレイヤーやチームの士気を落とすような雰囲気こそ、アルウィンには要らない。

ここは、ホームなんですから。

失敗しないに越したことはないが、失敗の積み重ねの向こうに開花が待っている、そんな戦いがサッカー、だと思いますがね。

つまり。

上記❷と❸は、

ファン&サポーターの側に、まだまだ勝ちにこだわり切れない余地とうかつさが存す、というお話しでした。

で。

チーム自身の、勝ちにこだわれない内容とは、レビュウ❸で。

では。