サイドを使わぬはずもなく(ys横浜戦レビュウ❸)

3バック。

これが、決して、打ち出の小槌でもありませんが、

そうした布陣によって、

センターバック互いの距離がみじかくなって、ボール運用にスピード感が増したこと、

それと、ふたりを残して、ひとりがボールを、果敢に縦に運ぶことがしやすいこと。

野々村が、それを年度か何度かチャレンジしてました (プレビュウで僕が常田に要求したと同じように)。

そういうことがベースに在って

ひとり少なくなったys横浜が、5 – 3 – 1 の守備配置を採らざるえを得なくなった。
(ふううならば、5 – 4 – 1 のはず)

すると、中盤の 3人の両サイドに、空きスペースが生まれ、そこを山雅が使えるようになる。

こっちのサイドからの攻撃が、より活性化された。

特に。

右サイドは、佐相、仁郎、さらには、安永 玲央が、けっこう自在な位置取りでそこに顔をだしては、深い侵入で魅せた。

佐相と仁郎は、適宜前後に入れ替りながら、攻守に動いていて面白い。

……ざっと、こんな良点が目についたyscc横浜戦。

で、前回、〈原点回起〉とみなしたのは、今季の開幕戦におけるチームの趣きが、

それと同じ対戦相手の宮崎と再戦するに際して、

あぁ、再び戻ってくることを、感慨深く思ったりするからでありました……。

さて、どうなるか?、です。

では。