家人は、僕のことを、他人を怒らせる存在、と思っている。
揶揄したり、ひとの話にチャチャを入れたりするから。
― そんなことをやっていると、いつか、カッとなった相手に刺されるわよ、と注意される。
ま、不真面目な奴、と評価されるほうが、
偽善者と言われるよりも 100倍は胸を張れるから、僕はそれでいいのだが、
心配なのが、今、小学3年生の孫が、(僕のように)人を怒らせる言動に長けていること。
僕が人生の長い時間をかけて身につけた特質を、
9歳にして、早くも〈強み〉として使っているのだから、この先、彼の人生における懸念材料ではあるまいか?
では。