強敵から学ぶべきこと (鳥取戦レビュウ❷)

雑音を嫌うので、

監督やプレイヤーのゲーム後コメントは、すくなくともレビュウの骨子が決まってから読むことにしている。

で、読んでみた。

いつも思うことだが、答えさせたい内容を誘導しているのだから質問する者をきちんと記名すべきではないか?、インタビュウの作り手の責任として。

まぁ、僕は無料コメントしか読めないので、有料のほうだと判明するのかも知れないが。

本題に戻る。

そこでは、〈ミス〉や〈安い失点〉といった陳腐な言葉が目につくが、

僕からすると、

そういうことが防げない、あるいは、起きうるサッカーをしているのによく言うよ、と思う。

たとえば、トラップを空振って、それが相手攻撃の起点となったことを〈ミス〉とあげつらうならば、

ゴールマウスに飛ばないヘディングやシュートが、同じ重さで責められるべきだが、実際そうなっていない。

このゲームは、内容的に、2 対 8 で負けたわけで、

その核心とは、ミスの多さに在ったのではなくて、

攻撃圧と、攻撃精度の差に違いなかった。

相手のミスを、得点までに導ける積極的な攻撃

特に、ペナルティエリア侵入後の、ゴール前での沈着。

誰も反応できないようなクロスの投入、

前を塞がれると仕掛けないで、とりあえず後方へパス、

ボールホルダーから見える位置に入ってこない(パスコースに顔を出さない)消極性)、

お義理の、各駅停車のパス交換、

そういうものから足を洗えない山雅からすれば、大いに学ぶべき美点だと思います。

では。