ビリー ジョエルが、1990年に発表した曲。
(ラストネームからいまさら気づいたが、ビリーはユダヤ人なんだ)
冒頭の歌詞、
In every heart there is a room……は、なかなか巧い。
初めから、聴く者をグッと引き込むね。
歌のタイトルだから、単語を大文字でつなげる。
けれど、and so it goes とはもともと、
人生とはそんなもの、そうやって時は過ぎる、といった感じの、定型的な表現に違いなかろう。
歌詞はラブソング風ではあるけれど、素朴かつ荘重な雰囲気があるよなぁ、と思って調べたら、
スコットランド民謡(古歌)の『Barbara Allen』に触発されてこの曲をつくったらしい。
……冷たくした恋人が亡くなって、それを悲嘆し後を追ったバーバラ アレン。ふたりは隣同士で埋葬されて、そこからは薔薇といばらが絡み合って生い茂った……、そんな歌詞。
どおりで、クラシカルにカヴァーされているわけだわ。
では。