萩原 正太郎君の、来季トップチーム昇格が、公式サイトに掲載された。
現在。
彼は、松本山雅U -18 で、背番号#10を負って、北信越プリンスリーグ(2部)でプレイ。
来季1部リーグ昇格の立役者、というふれ込み、でいいだろう。
これで、来季加入内定の報は、2人目。
村松 厳君(5月発表、現専修大4年主将)も、山雅U – 18 の出身。
これによって、僕の見積りによれば、現時点で、
2025季は、ホームグロウン選手の登録が、6人 (今季は4人)でスタート。
(☞今季の4人は、稲福、神田、田中、樋口)
註☞ ホームグロウン選手とは、12~21歳の間、3シーズン以上、そのクラブに在籍(登録)していた者。
これで、ようやく、ヴァンフォーレ先輩(2024季)と同数、肩を並べられるクラブになれました。
次は。
その上、たとえば、清水 11人、大宮 13人、このレベルをめざしましょう。
(業界トップは、サンフレッチェ広島さんの、15人)
トップチームの3分の 1の者が、長年共に切磋琢磨してきたといった緊密な連帯が存在し、それが、当地へやって来てくれたタレントたちと融合すること……。
そういう地点が、J加入を決意して、20余年、J加入後12年でようやく見えてきた。
ややもすると(今は)J2&J1リーグ至上主義のムードに、おおかたが翻弄されているかも知れないが、
クラブとチームの根底は、着実に進化しているのは嬉しいこと。
そうせざるを得ない時季があるとしても、いつまでたっても、付け焼き刃では深みが出ません。
で。
ふと、魯迅『故郷』の末尾を想い出すのが、萬年式のいいところ。
― 希望は本来有というものでもなく、無というものでもない。これこそ地上の道のように、初めから道があるのではないが、歩く人が多くなると初めて道が出来る。(井上 紅梅訳)
では。