持たすところから始めよう(金沢戦プレビュウ❷)

前稿の要旨……
それなりのタレントは抱えるものの、現在の順位(11位)に見合うように、
特段、強烈な特長を感じさせないサッカーをやってるツエ―ゲン。

ま、山雅と一脈通ずるところもありますが……。

そこで、こことやる三箇条。

❶おそらくは、ボールを持ってパスで切り込みたいサッカーと診るから、

それならば、相手の容貌、出方をハッキリさせるためにも、

初動として、〈持たせる〉局面から始める。

金沢は、山雅ほどクロス(数)を入れてくるサッカーではないが、攻撃の選択としてはサイドを起点にするだろうから、

こちの左右サイドでは、競り負けない、連動性で後手を踏まない。

要は、ボールポゼッションに囚われることなく、臨機応変でボールの長短、パスワークの有無を使い分けよ。

❷手数と狡猾で上まわれ。
クロス、リスタート(=セットプレイ)、スローインなどにおいて、攻撃の多彩さを押し出す。

相手の予想を動揺させ、意表を衝くことを小まめに行うことで、

スキを狙い続けること、これはかなり実行するようになった山雅であるゆえ、

金沢のように、割と生一本なサッカーにはおあつらえ向き、と思います。

❸新手はあまり要らない。
この期に及んで、取ってつけたようなことがらに走ることは愚。

いままで追い込んで来た技量の最大値を発揮、これでいきましょう。

プレイヤー各個の好不調は、公式リリース以外は知る由もありませんけれど、

けっこうな才能の集団なのですから、登録メンバーの選定と、その絡みでのシステム採用は、気になるところ。

萬年的には、攻撃的に行くべきと思うので、

4 – 2 – 3 – 1 推し。

その場合、浅川ワントップはすんなり収まるとして、

はて?、2列目の形成は工夫満載でしょうね。

左から、安藤、高井、佐相という先発も観てみたいし、村越もキレているし……。

せいぜい、スタメン発表を楽しみにして、

では、アルウィンで。