(季節の憶え ☞ 今朝、キンモクセイの開花の兆し)
チームに対しては、勝ちにこだわって必死にやれ、
だから、そんな山雅が大好き、とか言っておきながら、
僕らが、そうなっていないことを、いくつか指摘しておきます。
当日は、いつになく饒舌な息子と、隣同士で観戦。
― パウリ―ニョのミドルシュート、あれは上手かった……。
― うん。(シュート時の)ボールのとらえ方は、横山 歩夢がピカいちだったね。
……シュートを、ゴールマウスはるか上空へと放つ山雅をみながら、
こんな談義をしていて、その息子のつぶやきを多くもらいながらであることを、お断りしておきます。
たとえば……、
❶ゲームの早い時間帯、ボールを持ち込んだ安永 玲央が、相手ペナルティエリアで倒れたシーン。
ジャッジは、ゴールキックか、キーパーによるキャッチだったか? と思いますが、
なにやら、ペナルティキックを疑う観客の喚声が南ゴール裏を中心に起こった。
あれなんかは、
大型ビジョンに、すかさずリプレイを繰り返し流すことで、クラブとして、勝ちにこだわる姿勢を表明すべきではないか。
リーグからのお達しでできないのか、または、DAZNがやらせないのかは知りませんが、そういった壁を突破することが大切。
ここは、ホームなんですから。
ジャッジの不可侵が確立されているからこそ、際どいシーンは即座にスタジアムと共有する、それが求められましょう。
❷相手チームが放った、ヒヤリとさせられるシュート。
これに対し、そのまま〈危なかった~!!〉の肝を冷やされた嘆声が湧き立つアルウィン。
まぁ、正直、っていってしまえば、それまでですが、
そういう場面こそ、〈完全無視〉の沈黙で、相手の調子づきの芽を摘んでしまおう。
❸味方による、チャレンジしたパスがつながらないようなミスに、落胆の声が挙がる。
プレイヤーやチームの士気を落とすような雰囲気こそ、アルウィンには要らない。
ここは、ホームなんですから。
失敗しないに越したことはないが、失敗の積み重ねの向こうに開花が待っている、そんな戦いがサッカー、だと思いますがね。
つまり。
上記❷と❸は、
ファン&サポーターの側に、まだまだ勝ちにこだわり切れない余地とうかつさが存す、というお話しでした。
で。
チーム自身の、勝ちにこだわれない内容とは、レビュウ❸で。
では。