カウントダウンは始まった。

月曜日に出社すると、夜勤明けのスーさんが、

― どうですか、(山雅および僕の) 調子は?、と挨拶がわりに声をかけてきた。

スーさんの場合、直近のゲーム結果や順位などの裏をとって訊いてくるので、それを踏まえたうえで、お応えする。

― ラスト 10ゲームを暮らす、緊張感有りの山場。
実に痺れますわ。
勝ったり負けたりしながら、なんとか上位に滑り込む、というのは想定済みなんですけどね。

そうなのです。

ものごとは、残り10のところから、自分を鼓舞し、戒めるため、
ひとつひとつを大切にカウントダウンしなければならない。

今治戦の登録メンバーについては。

先発はそっくり予想できた(日頃観ていれば容易)けれど、

高井 和馬と馬渡 和彰の実践復帰のタイミング、それと、ボランチ安永 玲央と住田 将の(現在的な)序列、そのふたつを読み誤ったなぁ、などと総括しながら、

この2点はまた、次節の讃岐戦でも、おおいに楽しみが増す。

馬渡と山本 康裕のパス交換などは、なかなか味わいがありますから。

さて。

リーグ戦も 4分の3 を消化すれば、固まってきた〈順位〉にも、診るべき要素が多い。

山雅は、これからの対戦中、

自分より上位とは2つ(沼津、金沢)、下位とは8つとやるのか。

どのゲームもしんどいから、アテにはなりませんが、すこしは、気持ちが落ち着く材料かも知れん。

現在が 10位で、上の7チームとは対戦を終えたのだけれど、

どうだったんでしょうね、ゲーム内容の良否は?

その反省を含め、この先を工夫しなければとか……、もろもろ思案していたら、

クレくんがやってきて、

― ダービー近くなりましたね、とひと言。

― そうそう、メインの指定席を買っちゃったんだよ、2枚で、8,000円。
パルセイロさん、いろいろ理由をつけて、ぼるわぼるわ。
おかげで、ムダに長時間並ばなくていいんだけどね。

次のモードに切り替えている昨日今日なんであります。

では。