霜田氏の本気 (大宮戦レビュウ❷)

勝利、という結果は得られなかったものの、

今節では、萬年的に、チームに〈巧くダマされた〉感が濃厚。

もちろん、褒めているのです!! よ。

おそらくは、メディアなどを介し、対大宮用の煙幕を張ったんでしょうが、

監督以下、首脳陣の狡智は、周到、かつ、きめ細かかった。

具体的には。

僕が、プレビュウで書いた希望的な布陣を、見事にくつがえしたことを指していて、

それは、負傷離脱といった単純な事案とは別物の、

数週間かけて準備した戦術の立案だったはず。

たとえば、

山本 康裕の先発起用、馬渡 和彰の不登録、4 – 4 – 2 の採用など……。

また、たとえば、高井 和馬の全体練習へ参加した、というリリース。

これなど、ファン&サポーターへのサーヴィス以上の意図を含む。

つまりは、ここかしこで、情報戦を仕込んでいるんです。

もちろん、ファン&サポーターが、それをいちいち察知する必要もありはしませんし、わかる人に、わかればよいので、これらは、サラリと見過ごされるに違いない。

でも、ここからの11ゲームでは、情報をも武器として活かしたいことも確か。

やるだけやって準備して、

ゲーム開始のホイッスルが鳴ったら、

今度は、ピッチに立ったプレイヤーが、ゲームの中で臨機、多くの責任を負う、ということ。

もちろん、ベンチは、都度都度、アラートと修正要求を発信するでしょうが、

そのことを含め、細かなことは少々、レビュウ❸にて。

では。