予想、に名を借りて、実は、
下のようなメンツ配置を、チーム事情もおかまいなしで、期待してしまうわけです。
前回の投稿で指摘したように、
サイドで優位を獲るための人選(配置)をした上で、
サイドバックと、アウトサイドハーフ(2列目)、さらには、ウイング(前線の両サイド)の連携をはかる。
サイドを突破しつつ、クロスを入れるなり、そこから中央へ入っていって、より正面から撃つ、ってのは岐阜戦でやって魅せていることだから、
それを再現するのみ。
上の図では、交代を 6人も使うようになっているが、ただし、実際は、5人まで。
#7、#25、#44あたりは、フルタイムがキツイだろうから、
90分間、動きを落とさずにやり切るためには、けっこうカードの切り方がむづかしく、さて、どうするか?
指揮陣の腕の見せどころだ。
さて。
データを引っ張り出せば、
枠内シュート数は、山雅がリーグ2位、大宮 は1位。
山雅は、シュート数リーグ 1位、コーナーキック 1位、
あとは、クロス数がリーグで 3位。
大宮は、ゴール数 1位、クロス数で 2位。
(シュート総数は、採り方でサイトによって若干の誤差あるものの)
いずれにしたって、双方ともに、攻撃的スタッツが頭抜けているのだし、
大宮はペナルティエリア進入回数が、ゲーム当りリーグトップ。
ならば、山雅としては、
相手の攻撃を、最終の守備局面に至る前で抑止しないとやられてしまう。
だから、陣形全体をコンパクトに押し上げつつ(ラインをムダに下げず、中盤を空けず)、
特に中盤で、ボール獲得に汗をかく、ということでしょうね。
大宮アルディージャは、リーグにあって優位を誇るその戦力を武器に、けれど、実直に、要は、相手に合わせて特段の策を弄することなくやっている(と診る)。
岐阜戦の(前半の)キックオフ。
村越 凱光が、思いっきりハイボールを蹴り上げて始めた山雅。
ああいった、ひとを喰ったような、決意表明のような方法を多々繰り出し闘うことに、僕は、強く同意します。
では。