相模原戦時、北ゴール裏での談話。(with チノ氏)
― 中村、来季は完全移籍へ移行。
なんて、あるわけないか、だいたいガンバが手放さないわね。
― レンタルの延長だったらあり、かも。
ところで、彼、プレイスタイルが、久保 建英(くぼ たけふさ)に似てるという評判らしい。
その名が出て来るについては、本人も、ひとつの目標にしているのかも知れません。
ところで、僕が驚いたのは、
彼、フォレストグリーンのユニフォームが、実にしっくり似合っていること。
いままでずっと、それをまとってプレイしてきたかのように……。
(もちろん、山雅ファンとしての贔屓目と溺愛)
山雅サッカーのなか、上手く活き、活かされれば、なにより。
こういうタレントを獲ってくること自体に、
山雅がテクニカルなクオリティを標榜していることが、明々白々なんですが、
たまたま、その久保 建英(現在、レアル ソシエダ所属)の、
直近のゴールシーンを、ここでご紹介。
リーガエスパニョーラ(スペイン1部)の第2節、対エスパニョーラ戦。
0 – 0 の膠着したゲームでの、決勝点です。
ディフェンダーふたりを一気に切り裂くのも大したもんだが、
あの位置からだと、どういう弾道で蹴り込めばゴールできる、ということが心身に刷り込まれているんですな。
ゴールマウスなど視ずに打ってますから。
突破を図ってシュートまでいこうとは、決意の結果であるから、
たしかに、そこには〈精神、気持ち〉は作用しているんでしょう。
俺は、(皆と違って)チンタラやるもんか!!、といった風情のゴールパフォーマンスからも、相当な気合いが感じられる。
ただし。
それ以前のこととして。
自分の技量(=個人技)への自信と信頼がなけりゃあ、すべては始まらない話。
きっと!!、中村も、このゴールは観ているに違いない。
ならば。
ゲームに出たなら、エゴを発揮してでも、こんなをめざしてもらいたい、今の山雅で。
では。