リーグ戦はあと 14ゲーム。
おおよそ3分の 1を残すところに辿り着いた。
いよいよ、クライマックスの幕を開けましょう。
で。
(夏季の移籍期間も締まったゆえに) 現有の戦力を活かし、
今季ずっと養ってきた各個の技量、それとチームスタイルを、仕上げを見すえてブレずに高める局面に踏み込んだ。
ここまで来れば、安直なつけ刃に頼ってみたところで、それこそ姑息。
山雅は、とにかく〈攻撃サッカー〉を命題にして、
上手くなって、そして、ゲームを巧く制御すること、ここに集中しなくてはならない。
僕からすると、ロングスロワーとして、安永、滝、村越を場面に応じて使い分ける、なんてのは、
そのなりふりかまわぬ執着に好感が持てるし、
前節、安永からのロングボールを、常田が突っ込んできて、後方にそらしたシーンがあったが、そこには、可能性の追求と工夫があった。
持てる戦力をなんでも使ってやる、という発想こそ買います。
精度がどうのこうのと言われても、シュートをリーグトップの数を撃ちまくっていたら、
いつか枠内シュートも、リーグ1位に積み上げていて、〈量〉をこなさなくては〈質〉に到達しないことを証明しています。
さて。
ここからの 3節は、富山、岐阜、大宮と、いわば、山雅にとっては、Jリーグの先輩クラブとの対戦が続く。
胸を借りる、などと卑屈になることはなく、相手がどう出て来ようと、
自分の流儀と技を出し尽くす、これです。
さすれば、勝負の結果は、おのずから我らに好都合でありましょう。(サムライ調で)
では。