結果について、その原因を求めることを安易にやっちゃあいけない、とみづからを戒める僕ではあるが、
今節については、その態度を棚にあげて、勝因を考えてみました。
❶山雅のほうが、各個の技量において優位であったこと。
(実も蓋もない話だが、ここは大事です)
❷ゲーム開始早々に先制した相模原が、以降、前半は、攻撃的な姿勢をトーンダウンしたこと。
失点が少ない守備への自信と、省エネサッカーの狙いがあった?
山雅がもっと早い時間帯に同点に持ち込んでいれば、そういったサッカーは採用しなかった、と思う。
❸後半、(喝が入ったのであろうが)相模原が攻撃的姿勢を強めてきたことに対し、80分に同点されたものの、その攻勢とパス翻弄に、山雅がよく耐えたこと。
❹同点にされてからも、前線の顔ぶれもあって、パワープレイに走ることもなく、それまでと同様なサッカーを貫いたこと。
❺前線3枚の後方に、逆三角形の格好で、安永、菊井、米原(アンカー)を並べる、
いわば、4 – 1 – 2 – 3 のシステムにたどり着いた采配。
……こんなところとなりますが、
すると、あのゲームは、
案外、心理的な部分に左右されたものだったのかも知れません。
10,000人超が入ったアルウィンの熱狂と興奮、これについては、プレイヤーに直接訊いてもいないので、要因としては不明です。
では。