昨夜は,勝利が義務だった (2024.8.17 相模原戦レビュウ 取り急ぎ版)

3 – 2 の 勝利 !!

ゲームに勝つことは、最高のファンサーヴィス、と思う。

けれど、したり顔をして、

勝利こそ、チームの義務/責務、と決めつけるほどに、僕は、他人に模範ばかりを求めるほどの人格者ではない。

やってみなければわからない、のが勝負であるし、

実際、始まって 30分過ぎまで、

きのうの山雅の出来は、とても推奨できるものでなかったから、

内心、どうするかねぇ、これ……、と観ていて、ずいぶんと気持ちが沈んでいた。

(ゲームの詳細は、次稿に譲る)

しかし。

それでも、昨夜の山雅にとっては、〈勝利〉は、まぎれもない〈義務〉に違いなかった。

それは、リーグ戦の順位バトル云々、といった、ケチな理由では決してない。

夏休みということもあって、

観戦に訪れた、あれだけたくさんの少年(少女)から幼児にいたる若い魂の、

夏の夜の、一途な望みを叶える、という責任だ。

北ゴール裏では、ひときわよくとおる少年らの声援が、いちばん僕らの耳に響いていたのは確かであったし、

3点目が入った時など、

僕は、いつの間にやら隣の席で小旗を振っていた、

そうだな、小学3年生くらいの見ず知らずの男児と、

まるで、子の子(孫)とするように、肩を抱き合っていたくらいだ。

どこのジジイかわからん赤の他人と、ハイタッチしたり、ハグまでできてしまう、

これこそ、アルウィンが与えてくれる至福ではなかろうか。

……昨日の日記には、そう書いておこう。

取り急ぎ、では。