得点王の現実味。

― 浅川さん、得点王も、いよいよ現実的になっちゃいましたね、と話しかけたら、

そのために、ここ(松本山雅)へ来ましたから、と応えてもらった。

なぜ、現実味を帯びるのか?

彼自身の得点能力は、もちろんのこと

このチームには、アシストを担えるタレントが多い、というのが、その根拠。

となれば。

得点王、アシストキングを擁しながらも、パッとしない順位に甘んじた昨年の二の舞は、ダメですよ、山雅。

ゲーム終了時、相手より多く得点していなければ、勝ちをモノにできない。

いくら(ゴールを)獲っても、それ以上に失点するのは論外。

けれど、やはり〈得点〉できなきゃあ、話にならない。

ここへ来て、

ゴールが生まれる在り方の、〈輪郭〉のようなものが、そこそこ浮き上がってきていて、

これをもっとキッチリとした形にしたい。

8月はじめの 2週間(お休み)が過ぎる頃には、

高井 和馬の合流もありそうな予感もあるから、

ますます、得点力の増大には、期待がかかる。

こうなったら、さらに。

橋内 優也を、フォワードで活かしてみたらどうか、などと調子づいて、妄想してしまう萬年ではあります。

では。