0 – 0 の、スコアレスドロー。
勝てりゃあよかったが、ちっとも悲観的になるゲームでもない。
酷暑の中、最後までよく闘い切った、と思います。
それにしても、800人のファン&サポーターの皆様が、小倉の地に終結とは、
チームともども、まことに、お疲れ様でした。
総評として。
❶いろんな武器が、それ相当に身に着いてきた感じ。
ロングスロウも、セットプレイも。
北九州のファールが多かった(20個)こともあって、セットプレイの機会が多く、
ただし。
セットプレイ時の、北九州の守備ラインが、山雅のそれよりかは 5mくらい後方、つまりゴールに近いので、蹴り込んだボールのセカンドを活かすスペースがなかった。
なので、菊井は、ダイレクトシュートを放ったりして対応しようとしてましたが、
パスで中央にボールを流して、もう一度サイドからえぐる、とかのアイデアを入れてもよかったか。
❷ロングボールを使う時間帯、その次には、パスワークで崩す。
その都度、いろいろと工夫していて、ゲームの流れを持って来ようとの意欲はよし。
終盤に入って、北九州はロングなボールで、山雅の陣形を前後に拡げようとしてきた。
が、それほど破綻なく、永井のところは抑えられた。
こうなったら、カウンター攻撃に活路、とプレイヤー達が指針を持ってやっていたように観えたけれど、
このような、自分たち自身による意思統一は大切ですよね。
……ゲームが70分を過ぎると、先発組には、さすがに疲れがみえて、
守備陣形を保持するのがやっと、っていう姿。
特に、北九州の右サイドには自由にやらせてしまったが、それでも、中を締める集中力は切れなかったし、
ゴールキーパーがめだつのは、あまり歓迎しないけれど、
大内 一生が、相手シュートに落ち着いて反応したのは、グッジョブ!!
で。
こういう表現が妥当かどうか?、はわかりませんが、
でも、随所に、〈強くなっている〉感じを受けるゲームでした。
(☞ この点は、別の機会にまた)
では。