前稿の末尾で、腑に落ちるゲーム、と称したのは、
つまり。
今季いままで、
山雅は(長野に対し)、得点はするが、突き放せない(さらなる加点ができない)、
他方、長野は(松本に対し)、よくて引き分けが精一杯、といったおのおのの〈現在〉が、
2度の対戦において不変である、と言いたかったわけで、
これは、普段から観ている、(おそらくは)両方のファン&サポーターがよくわかっているなぁと、
土曜日、ゴール時のアルウィンの反応を前に、つくづく感じていた。
……近地対決の近況図については、もうこれで、十分でありましょう。
で。
他人様のことはとにかく、
リーグ後半を見すえ、今の納得されてしまうような閉塞を打ち破るのが、
チームやファン&サポーターの、これから、5か月間の仕事になりましょうか。
けっして悠長な時間でもない。
けれど、立って歩けないような児に向かってただ走れ、目ぇむいて息巻く時にもしたくない、とは思う。(これについては、レビュウ❹で少々)
やがて10月5日、アウェイ南長野。
ここを、その時までの、山雅の深化を測定できる楽しみの場にすることにして、
まづは。
前期ひとつも勝てなかった、4チームとの対戦、そこに、ひたすらフォーカス、フォーカス。
……というわけで、長野戦でうかがい知れた戦術論に関する考察は、レビュウ❸になってしまいます。
では。