経験に学べ (SC相模原戦レビュウ❷)

リーグ戦前半、残すゲームは、あとひとつ。

ここまで、7勝 5分 6敗……か。

前に想定したとおり、

勝ち負けが、シーソーみたいに代わりばんこに表われる山雅。

そういう意味では、決して裏切らない山雅でもある。

ただ。

リーグ全体を俯瞰すれば、

(優勝目安の) ゲーム当り勝ち点2 を確保できているのは、現在、ただひとつ(大宮)に過ぎず、

それ以下の混戦は、そう簡単には解けそうもない。

これ、山雅にとり、かなりチャンスだが、そう楽観視もできないのも、萬年式。

さて。

前回レビュウ❶の終わりに記したとおり、相模原戦の敗北で思い知らされたリーグ戦前半の反省とは、

後半に向け、

❶相手(の強弱度、チンタラさ、変則)に同調してしまう危険、

❷こちらの圧力をスカすようなロングボール作戦、

さらに、❸カウンター特化策、

こういうことをやってくる相手と局面に、どうやって対処するのか?。

素人の僕からすれば、課題は、こんなに明々白々。

スーパーなゴールなどに、間違っても目もくれず、

いままで対戦して手を焼いてきた、これら対山雅戦法を、

いかにこっちの攻撃圧を上げることによって、どうつぶすのか?

あるいは、やられたことを、やり返すのか?

そこに、集中でありましょう。

浅川 隼人には申し訳ないけれど、

リーグ戦終了後、得点王や、アシスト王は、我がチームから出た、というよりも、

誰でも、どこからでも得点するスタイル、これの追求が、最先事項。
いま現在、手ごたえは、あるのだから。

……と、考えてくると、(以前にも指摘したとおり)

後半戦のしょっぱな、7月の重要度は半端ない。

八戸、大阪、北九州、福島の 4連戦は、前半戦でゲームを巧く創れなかった相手ばかりとの、まさに正念場であり、踏ん張り処。

その前のパルセイロは、ですって?

38分の1のひとつと考えて、深めてきたことを遂行するのみでしょうね。

5月の県サッカー選手権ファイナルでは、

相手には、浅川、安藤を見せているくらいか。

他方、こっちには、けっこうスカウティングの材料があるはず。

知らないことは、わからない、のだから。

チームもアルウィンも、むやみに熱くなりさえしなければ、

素直に山雅流を表現すれば、活路はかなり見いだせる相手、と考えます。

(実際、プレビュウは、この程度でいいかも)

では。