某市の図書館には、山雅(とアンテロープ) に関する掲示コーナーが設けてある。
この前、本を借りたついでに、立ち寄ってみたら、
対鳥取戦の試合結果が、(たしか)イーゼルに立ててあったが、
ありゃ!、となったから、
早速、受付の女性のところへ行って、
― 誠にお手数ですが、あのぉ、スコアが違っているようなので、よろしく……。
と言い置くと、図書館を出た。
4 – 0、のところが、5 – 0 と誤記してあったのです。
……ありがたい間違い、とはいえ、過ぎたるは猶及ばざるが如し、とはこの事。
ところで、大量得点で勝利するのは気分もいいし、悪くはないが、
サッカーの特質上、
大量失点で敗れたゲームが、内容的に箸にも棒にも掛からないか?、というと、そうでもなく、
他方、1点の僅差で敗れたゲームが、救いがたく貧相だった、のも多い。
たとえば、先月の対金沢戦 ( 0 – 6 )。
多失点したことには、それ相当の不足はあったんだけれど、
攻撃的な動きは、むしろ、山雅のほうが活発で、金沢にかなわなかったのは、ゴール数、および枠内シュート数くらいだった。
後者だと、八戸戦が、それ。
リードされて押し返すべきなのに、相手の圧力に負けていた。
そして、前節。
FC岐阜は、ホームで沼津に、1 – 5 と敗れるも、
アスルクラロを事前に評価するため、DAZNの見逃し動画を観たところ、
それほど悪くないゲームをしているんですね、岐阜さん。
アルウィンでうちと対戦した内容よりも、格段とやり方が深まっていて、魅せ場は多い。
ただし、(山雅に勝ったのを最後にリーグ8戦で勝ちなしが、なんとなく想起されるほどに) ペナルティエリアに侵入してからの詰めの雑、甘さ、それは感じた。
……で。
5得点をあげて、気分もよく、アウェイでの連勝をもくろむ沼津さん相手に、
じゃあ、どうするの?
そこらはプレビュウでも紐解くとして、
少なくとも、今言えるのは、ふたつ。
ひとつ。
バタバタと行ったり来たりで忙しいサッカー、そういった潮流を、みづから作っるのはいいが、受動的に引きずり込まれないこと。
ふたつめ。
ゴールキーパーと最終ライン間の、信頼に基づく意思疎通と、連携の確保。
そこに齟齬を来さないこと。(先季の対沼津2ゲームは、キーパーの不出来が痛かった)
では。