ゴール裏よ,みづからを救え 。

安心、安全、そして、お決まりの敗戦BOOで不快な、ゴール裏ではありますが

ゴール裏スタンドとは……、

あまり居心地は良くなく(立ち見席だったり)、

まして、端から片方だけの視野で、ピッチが見やすくないが、

けれど、味方チームのゴールが至近で観られるし、料金は安くするから、

そこで盛り上がって、チームに勢いをつけてくれよ……そういう場所。

だから、盛り上げるのに、大きなフラグは、多く振られてしかるべき。

……これが基本。

で。

今になって、フラグの扱いにいろいろ注文をつけるのは、

最近、振り方に目に余る(危険、わずらわしい)ものが、集団的に散見される、そういうことだろう。

振り方がどうのこうのについては、本来、

成人した者ならば、その都度、当事者同士で解決できないといけない。

それが〈自治〉というもの。

旗がうるさい、とかクラブに訴えるなんてのは、まるで、

いい大人が、先生に言いつける子どもと同じで、切ないなぁ。

この事案は、

近くで不快なヤジを飛ばす者への対応と、ほぼ同じであって、それへの対処は2つ、しかない。

ひとつめ、行って、聴くに堪えないから、遠慮しろ、と本人に言う。

あるいは、ふたつめ。

他人との軋轢が嫌なら、黙って、自分が他の場所に移る。

僕のような厚顔なやつならば、ひとつめを選ぶだろう(実際、以前そうした)し、

平和主義者ならば、我慢して、ふたつめでしょう。

自分の身の安全と、快適な観戦(視野)を求めるならば、みづからが動け。

クラブにしたって、誰も文句の言えない安全を盾に、SNS上で気取った文章を綴るのではなくて、

大きいフラグを振っている者、プラス、その候補者とミーティングを持って、

これこれは危ないから、度を外したころはやめれ、とコミュニケーションすればいいだけの話ではないか?

(今回のように) エリアを限定するならば、その対価として、

旗振りをする者には、そこに入るための優先権、つまり、抽選しなくてもその場に入場できる特権を与えるべき。

あぁ、もったいぶった時代は、実に、生きづらい。

では。