足許の話は,続く……。

先日、拙宅にやって来た小学二年生が、新しいスニーカーを履いている。

全体が白で、かかとの部分がグリーンのシンプルさ。

― これ履いて、アルウィンへ行くんだ、と嬉しいことを言ってくれるではないか。

僕も負けじと、そろそろ新調したい足許のこと、を考える。

アディダスは、山雅界隈ではありきたりだし、

ナイキの、 ダンクLOW レトロSE、などはいかが?

白基調で、ヴィンテージグリーンを、縁取り的に差し色に配し、シューレースも深い緑を採用、なんてのは、上品だなぁ。

もしも〈ミドリ〉がくどければ、靴紐を、たとえば、紺色に変える、とか。

でも、価格が、100ドル超……。

これじゃぁ、相方の支持取り付けがむづかしいかも知らん。

なら、他種を探しましょうかね。

ところで。

大宮遠征の頃から、愛車に流れているのが、

ライ クーダ―のアルバム『チキンスキン ミュージック』(1976年発表)。

さきの二年生が、この中の、

〈Smack Dab in the Middle〉をかなり気に入って、スキップして曲を探しては聴いている。

どこがいいの?、と訊くと、

繰り返しの最後、歌詞の、

Well,let me rock and roll to satisfy my soul 

この末尾、単語〈SOUL〉を引っ張るようなコーラスが、素敵なんだそうな。

確かに、豪華なバックコーラス。

で、このアルバム全体のテーマ、

古いスタンダードな楽曲を、ライとその仲間たち独自のエッセンスを注入して、

アッと言わせるほどに、(別ものの)新曲に仕立てて魅せる感が、満載。

というわけで、1977年のライヴ演奏(BBCTV)で、それを楽しんでしまおう。

メンバー紹介をやってるから、コンサートのラストナンバーでしょうか。

ちなみに、SOULは、どこかの球団では、SOU1、ですけどね。

では。