日頃、公式サイトの、ゲームフォトをみるように努めている。
僕にとっては、興味ある題材だ。
今節は、ちょっとしたコペルニクス的転回があった。
そこには、
永井 龍に、ヘディングで叩き込まれた失点シーンを織り込んであったからだ。
従来、得点シーンだけ掲載していたのは不自然、と思っていたから、こういう方針転換は、大歓迎。(方針転換だったとしたら)
元所属プレイヤーを讃えるための、今回のみの特例にしてもらいたくはない、というのが、僕の切なる希望。
あのヘディングは、ゾーンディフェンスを採って守る相手に対して、お手本のプレイで、
あの時、山雅側には、180㎝を超えるのは常田のみ。
そして、永井は、その常田の後方から斜め前に出て来て、より高い打点でボールをとらえている。
ポイントは、そういうプレイを予測していたかどうか?、でしょうね、山雅側が。
さらに、コーナーキックに対し、ゾーンディフェンスを採用するならば、そのデメリット(危うい部分)をすべて挙げておいて、その対策を漏れなくチームに落とし込んでいるのか?
攻撃は、個による創造性が関与することもあって、そのぶん、気持ちもノルだろうけれど、
守備という仕事は、ある意味、退屈な決め事の実践。
けれど、地味な分野でこそ、ひとつひとつの突き詰め作業をどのくらいやっているのか?
ま、サッカーに限らず、仕事のクオリティーを増すには、必要なことなんでしょうし、
〈意識〉とは、方法論の徹底について用いる言葉である。(by 萬年)
では。