幸先よく、先制すれども。
追いつかれて 1 – 1 のドロー。
こうなると、むしろ、
もっと終盤近くに先制しておいて、それでもって逃げ切ったら?、などと、
おおよそ荒唐無稽なことを、言ってみたくもなります。
まぁ、そこまでプランニングできるほどに成熟してたら、悩みはしないか。
同点にされた時間帯(アディショナルタイム)は、たまたまであって、議論したところで無意味。
(心情的には、いろいろあろうが)
要は、90分プラスアルファを堪え切れなければ、どこで失点しようが、同じこと。
ゲームは、ほぼ、予想した展開。
相手を、押し戻し、追い返し、ミスを誘発させている限りは、山雅の時間帯でしたが、
北九州が、鋭くややロングなパスを、中盤で多用するようになってからは、テクニックテクニカルな連携において上まわる強みを出して、
優位にゲームを進めるようになった。
チノ氏(北ゴール裏同志)の指摘ではじめて気づきましたが、後半、風向きが北Qに追い風となったことも、相手を利したんですね。
ゆえに、欲目と結果論で言えば、勝ち点3を取りこぼした、となりますが、
実相では、
現状、(力量と使える戦力からすると) 精いっぱいのゲームでしたから、
勝ち点1 を積めた、または、負け数を増やさずに済んだ、が正確な評価でしょう。
……で。
ゲーム終了後の挨拶周りでは、お決まりの光景。
いまや、勝った時以外の風物詩となった、南ゴール裏によるBOOの大合唱です。
基本、山雅の現在地に関する、完全なる思い違いがベースになっているのでしょうけれども、
きのうの場合、みづからは、スカスカのゴール裏しか形成できないのに、
君たちだけは、ゲームに勝て、とは、いかがなものか?
勝利、勝利をほしがる、まるで駄々っ子のようなもんですが、
自分らは、ルーティンの応援に浸り切っておいて、
プレイヤーだけには、One Sou1を、求める虫の良さ。
それで、寄り添っている、とでも? (侵食されつつある、One Sou1)
これを言うのは、二度目ですが、
かくなるうえは、ホームでは引分け以上、アウェイで勝利、の図式でも、一向に構やしませんよ。
では。