予言の成就。ビューティフル ゴール (大宮戦 その余韻)

❶八戸戦のあとのアルウィン(5/3)で、

主体とすべき攻撃がボヤけてきたね、と評したチノ氏が、続けて、

― これで、大宮戦の出来が、よかったりするとね。(現状の評価において困る)

❷大宮戦の日の朝、見送りに来た娘は、

― それでも、八戸戦負けて良かったかも、4連勝なんてあり得ないもの。

……ふたつの予言めいた予感が、かの地で、まことになるとは。

❸あの日、家人から、ゲーム終了後に、

すごい! 結果見て鳥肌立った、とのメールが入る。

それはそうでしょうとも、僕が、験を担いでね、車中では、

ライ クーダーのアルバム『チキンスキンミュージック』を流していたではありませんか。

ま、これについては、もちろん、たまたまなんですがね。

さて。

最後になってしまいましたが、

あの2ゴールが、ともに美しかったことを、まづ最初に指摘するべきでした。

つまり、大宮戦の、不思議な達成感は、そのゴールが、極上で、ビューティフルだったことによる!!、のです。

クロスに対し、センターバックふたりの間に、背後から狙いすまして割って入ると、弾道を変えて、後方へと流し込んだヘディング(by 浅川)。

(山本との)ワンツーのパス交換でサイド奥へと侵入、そこからさらに、ドリブルでカットインして、サイドネットを揺らすような角度から放たれたミドルシュート(by 藤谷)。

シュートそのものが絶妙であったことに加え、起点(おそらくは守備から)からの一連の流れには、見応えがあふれていて、

個の技量とチーム連係の総合、そんな感じ。

…… あとは、こういったプレイの再現性を高める、それに尽きるでしょうか。

では。