五月の曇天の下、
アウェイ大宮の地、2 – 0 の勝利。
日帰りで青森往復を敢行した家人を、朝、長野駅に送ってから、
関越道まわりで、大宮まで出向く。
ゲーム観戦後は、大宮駅まで新幹線で戻ってきた相方を拾うと、
中央道を辿って、日付けが変わる頃に、自宅に到着。
……そんな個人的な事情なんで、ハイライト動画を観るのが、やっと。
ゆえに、レビュウ❶は、おおざっぱな印象論になります、
ご勘弁ください。
ゲーム直後、(DAZN観戦の)息子からは、今季最高のナイスゲーム、との評価。
画面からは、山雅の応援もかなり光っていたようで、
― やはり球際で頑張る前に行くサッカーは、応援も盛り上がるのですかね、と彼。
このゲーム、(山雅として) それ相当の仕掛けはあったけれど、
(それについては、プレビュウ❷で診るとして)
やってることの本質は、いままでの山雅流に違いなかったから、
〈印象論〉としての、萬年的な勝因は……、
❶チーム山雅として、ボールを前に前に、という意思と規律が、より強調されていたこと。
ただし、こっちを前方向に向かわせてくれるほどに、大宮の守備が緩く、かつ、中盤が不活発。
そのサッカーは、よく言えば、シンプル、悪く言えば〈芸がなく硬直的〉だったことも、確かであって、
あれじゃあ、2部から陥落するのもうなづけるな、と思ったし、
あのスタイルに、いくぶんか強度をほどこしたら、昔を尊ぶような山雅ファン&サポーターには、お奨めできる。(もちろん皮肉)
❷負ければ、BOOが日常化しつつあるホーム(南ゴール裏)の悪習からは、あの地では、さっぱり解き放たれて、プレイができたこと。
アルウィンがもしも、今後もそれを続けたら、昨日の、アルディージャゴール裏の、気に入らなかったら何でもBOOの文化、となんら変わらない。
どうだろうか?
これからは、
ホームは引き分け(以上)、アウェイでは、かならず勝ち点3を積む、くらいの戦略でいったら。(もちろん皮肉)
相手の在り方次第、という要素はあるにせよ、
このサッカーを、いつでも、どこででも、フツーに、できるようになればいい。
……以上、グッとココロに迫る今節の勝利は、すなおに喜ぶとして、
ゲーム終了の笛がなると、
疲労困憊からの解放からか、ピッチに突っ伏してしまった佐相。
そこへ、浅川がやってきて、起こしながらねぎらう。
こういうの、なんともいえないなぁ。
では。