これがふつう,になれば良い (2024.5.6 大宮戦レビュウ❶)

五月の曇天の下、

アウェイ大宮の地、2 – 0 の勝利。

日帰りで青森往復を敢行した家人を、朝、長野駅に送ってから、

関越道まわりで、大宮まで出向く。

ゲーム観戦後は、大宮駅まで新幹線で戻ってきた相方を拾うと、
中央道を辿って、日付けが変わる頃に、自宅に到着。

……そんな個人的な事情なんで、ハイライト動画を観るのが、やっと。

ゆえに、レビュウ❶は、おおざっぱな印象論になります、

ご勘弁ください。

ゲーム直後、(DAZN観戦の)息子からは、今季最高のナイスゲーム、との評価。

画面からは、山雅の応援もかなり光っていたようで、

― やはり球際で頑張る前に行くサッカーは、応援も盛り上がるのですかね、と彼。

このゲーム、(山雅として) それ相当の仕掛けはあったけれど、

(それについては、プレビュウ❷で診るとして)

やってることの本質は、いままでの山雅流に違いなかったから、

〈印象論〉としての、萬年的な勝因は……、

❶チーム山雅として、ボールを前に前に、という意思と規律が、より強調されていたこと。

ただし、こっちを前方向に向かわせてくれるほどに、大宮の守備が緩く、かつ、中盤が不活発。

そのサッカーは、よく言えば、シンプル、悪く言えば〈芸がなく硬直的〉だったことも、確かであって、

あれじゃあ、2部から陥落するのもうなづけるな、と思ったし、

あのスタイルに、いくぶんか強度をほどこしたら、昔を尊ぶような山雅ファン&サポーターには、お奨めできる。(もちろん皮肉)

❷負ければ、BOOが日常化しつつあるホーム(南ゴール裏)の悪習からは、あの地では、さっぱり解き放たれて、プレイができたこと。

アルウィンがもしも、今後もそれを続けたら、昨日の、アルディージャゴール裏の、気に入らなかったら何でもBOOの文化、となんら変わらない。

どうだろうか?

これからは、

ホームは引き分け(以上)、アウェイでは、かならず勝ち点3を積む、くらいの戦略でいったら。(もちろん皮肉)

相手の在り方次第、という要素はあるにせよ、

このサッカーを、いつでも、どこででも、フツーに、できるようになればいい。

……以上、グッとココロに迫る今節の勝利は、すなおに喜ぶとして、

ゲーム終了の笛がなると、

疲労困憊からの解放からか、ピッチに突っ伏してしまった佐相。

そこへ、浅川がやってきて、起こしながらねぎらう。

こういうの、なんともいえないなぁ。

では。