いつの間にやら (八戸戦プレビュウ)

明日はもう、せわしいアルウィン参戦。

ヴァンラーレ八戸とのゲームです。

で、その後、中二日で、アウェイの地で大宮と。

ここを乗り越えれば、

5月はあと 2ゲーム、長野県サッカー選手権決勝(5/12)と、ホーム北Q(5/18)。

ゆえに、ここが、ひとつの正念場、と覚悟するだね。

さて、石崎 信弘氏が指揮を執って2シーズン目の、ヴァンラーレ。

氏の流儀は、中盤で圧力を強め、攻守の切り替え素早いサッカー。

現役時代はディフェンダー、ゆえに、やはり堅守なチームを望むらしい。

サイドバックの上下動が生命線となる 3バックを採るのも、その表れか。

……とくればもう、いきおい、機動性を武器にした、カウンター志向型となる。

けれど、こういうサッカーは、いまや、ほとんどのチームがやりたいことなのではないか。

J3リーグで、この路線に乗らないのは、
福島と、今治、そして、時々の山雅、そんなところ。

(2022季の、いわきFC流サッカーのインパクトも、一因でしょう)

大宮(それと金沢) にしたって、ロングボールを投じて前線で勝負、といった趣き。

まぁ、相手のスタイルについては、それなりにスカウティングして立ち向かうとして、

〈攻撃力〉の看板を降ろせない山雅ならば、前線からのプレッシングも、ボール保持による組立ても、すべてをゴールをめざす手段として、これを遂行せよ。

相手の、厳しい前後動への対応としては、センターバックに俊敏、俊足を増して対応しようとしているから、

つまりは、常田 克人にとっても、個人的な正念場な現在。

(ホンネ ☞ すべての山雅プレイヤーにとっては、今が、生き残りの瀬戸際くらいを、望みます、外から、酷なことを言いますと)

ところで。

ここで、懸念を申し上げれば、

ホーム岐阜戦の出来を頂点として、

〈在りたい山雅のサッカー〉には、かげり(=低調)が見えていることも確かであって、

たまたま勝てちゃっているから、見逃されがちなんですが、

このチグハグをどう消化していくのか?

人間、悩みながら退化することだってあるわけですし、

自分たちで、これと決めた軸にいつも立ち戻る、これしかないか。

練習でできないことを、ゲームで表現できるわけもなく、

表出されるべきプレイとしては、

ほとんどオートマティカリイにみえるレベルのチーム内連動、

加えて、パススピードと、サイドチャンジの増強、と診ています。

では。