『箴言』(旧約聖書)は、古代イスラエルのソロモン王(紀元前1011?~931年?)が綴った、というのが一般的な定説。
学者でもない僕らには、〈~と言われている〉だけで十分だと思うが、
我が子(つまりは、王権の後継者ら)を、教え諭す表現を採っている。
その中の言葉。
〈世には友らしい見せかけの友がある〉(18章22節)
〈富は多くの新しい友をつくる、しかし貧しい人はその友に捨てられる〉(19章4節)
……こういうのはわかる。数千年前もそうだったのね。
でも、違う箇所には、
〈友はいづれの時も愛する、兄弟はなやみの時のために生まれる〉(17章17節)
(真の友かは、逆境の時にわかる)
ともあるから、父の教えには、手落ちがない。
『You’ve Got a Friend』は、キャロル キング(1942~ )の作詞作曲。
1971年に発表された。
友人であるジェームス テイラー(1948~ )もカヴァーしていて、むしろこっちのほうがポピュラーかも知れない。
かつて学校で習った初歩的な中学英語でも、なんとか理解できるくらいに平明な歌詞。
キリスト教徒でなくとも、同じ価値観で味わえるので、まことに嬉しいではありませんか。
今回は、歌詞付きの動画で、ジェームスの演奏と歌唱。
☞この動画には字幕が設定されていて、画面下の字幕on/off切り換えアイコン(四角形)をタップすると字幕(英語)が表示されます。
では。