アウェイの地で、1 – 6 の大負け……。
まづは、その心象風景を。
ゲーム終了後、山雅プレイヤーらの挨拶を受けて、その後。
さて、バックスタンドの半分には、
いまだ、暗澹たる呆然、なんとも言えぬ空虚感が漂っていて、
(僕も、その中に沈んでいた一人ではあったが)
多くの山雅のファン&サポーターが、その席からキッパリと立てないような有り様だった。
そこへ。
ゴール裏への挨拶を終えた、元山雅戦士、白井と石原が、
こんどは、バックスタンドにやってきて交歓をしてくれたのが潮時になったかのように、
皆が、重いココロと身体(おそらくは) を起こして、スタジアムを後にしだす。
……だから、どうした、ということでもないが、
現地観戦の者からすると、ほぼほぼ正確な描写として記しておきます。
で。
出口に向かって階段をのぼりながら、振り返って遠く、山雅ゴール裏(立見席)を眺めたら、
かなりの人数が、いまだ残っていて、
その様子が、この敗戦の、なんらかのエクスキューズをチームに求めるための残留のようにも見受けられた。
もしも、僕の懸念が、ホンモノであったのならば、
山雅を取り巻く靭帯における断裂の兆しは、ゴール裏から始まっている、と見なしてよい。
彼らには、スタジアムの応援のリードは託されてはいるが、決して! ファン&サポーターの代表権限は与えられてはいない。
したがって、くれぐれも、クラブには申しておくけれど、
そういう勢力への忖度も、その意見も取り込みも、一切すべきではないだろう。
要は、 徳島ボルティスの事例から学び、その轍を踏んではならない
では。