というか、蚊帳の外に身を置く、といった趣きのお話。
東京へ行って電車に乗ったりすると、車中の約9割くらいは、
思いつめたような顔で、じっとスマフォに見入っている、あの有り様。
僕にとっては、ほんと、ゾッとする光景で、
こういう景色に囲まれる日常ならば、すぐに、そこから降りてしまいたくなる。
といっても、ウェブでつながる世界からは、恩恵も得ているので、ますます逃げ出せなくもなる。
新聞は止めて久しく、週刊/月刊誌には、最近とんとご無沙汰。
給油待ちのガスステーションの待合で、手に取るばかり。
TV画面にしたって、出勤前の、時計代わりにぼうっと見るくらい。
他方。
日々起こる出来事を、丹念にインターネット上で捕捉しようともしない。
おかげで、小澤 征爾氏のご逝去を、一週間ほど経ってから、知った。
個人的なつき合いもない御方なので、訃報を逃がして日を重ねても、別にどうってこともないけれど、
小澤氏が、松本の街を本拠に、ずっと定期的な公演を持ってくれたおかげで、
ふさわしい会場としての、市民芸術館も成ったわけだから、
あれだけの、にぎにぎしい新体制発表会を観られることについては、
山雅ファン&サポーターとして、
氏に、深く感謝しなければならない、と思う。
享年88。
ご冥福をお祈りします。
なにか曲を、
で、ブルーベックとデズモンドによる演奏。(jazzです)
鳩が、青く見える、からの、タイトルなのかしら?
では。