おいおい、資金の裏付けがあるの?、と心配になるほど、
実績豊富なプレイヤーを多く補強している、このオフ。
その最後は、
浦和から、両サイドをこなせる(サイドバック、サイドウイング) 馬渡 和彰が完全移籍、だとか。(現時点は、メディアによるリーク)
続々と加入の彼らについて、
ポイントは、ここ1~2シーズン、出場機会をかなり減らしていること。
これにはさまざまの事情があろうが、山雅、それも、3部リーグに新天地を求めたからには、それなりの覚悟を持って、松本の街にやってくる。
今回の補強には、指揮官の強い意向がうかがわれる(かつても指揮経験有り)ので、
僕は、2024季の布陣については、それなりの算段が立っている、と想像はするけれど、
それを、約ひと月に及ぶ春季キャンプで、どこまで厳しくデッサンできるのか?、
……、日程の発表もあり、いよいよ、始動ですね。
新加入の彼らとっては、プレイヤーとしてふたたび輝く〈再生〉。
チーム全体にとっては、昨季までのレギュラークラスとの〈融合〉。
そこに、若手の成長による〈競争〉。
再生、融合、競争があって、その先、開幕時に、どんな山雅が現れるのか?
ひょっとしたら、外国籍プレイヤー不在のチームで始まるのかわかりませんが、
あれだけの外国籍を保有していて、
しかも、全42ゲーム中、最多の先発が、 29ゲームの3人(セルジ―ニョ、鈴木 雄斗、阪野 豊史)だけだった、2020季。
実は、あのシーズンが、僕の頭の中を去来している。
つまり。
3部にあって、バブリーな戦力を、どう選択、整頓してゲームを創っていくのか?
今季のみどころは、端的に言えば、そこでしょう。
では。