パウロ,これからもよろしく。

現役生活お疲れ様でした。

今後は、強化担当として、山雅に力を貸してください、よろしく……。

パウリーニョをはじめて知ったのは、彼が、栃木SCに在籍していた2013年。

このシーズン。

栃木には、パウロのほかに、

クリスティアーノ、三都主アレサンドロ、そして、サビアと、 4人のブラジル人プレイヤーが在籍していて、

2部リーグでは、そりゃあ、ちょっとした話題でした。

― これだけのメンツが揃えば、現場指揮官として(昇格できないと)言い訳できない。

当時の松田監督が語った言葉と、記憶してます。(年度の最終成績は、9位)

2度の対戦とも、山雅は不利なゲームを強いられたけれど、1勝1分けでしたかね。
ホームでは、カベッサの2ゴールで引分けている。

パウロによる、もっとも記憶に残るゴールは、同点に持ち込んだ、ふたつのミドルシュート。

2017年第41節のアウェイ福岡戦、2019年第20節のホーム広島戦、がそれで、

僕はふたつとも、現地で観戦したので、感慨深い。

彼の味わいは、膠着や不利な状況にあって、あえて捨てるようなボールを蹴り出す判断力。

つまりは、日本式にいうと、皮を切らせて、骨を裁つ、って感じで局面を刷新するアイデア、でしょうか。

……と、キリがなくなっていまうので、もうやめますが、

喜山と安東が満了、そして、パウロが引退となると、米原が契約更新しても、ボランチが手薄。

ならば、安永 玲央のレンタル延長、あるいは、完全移籍が待たれるところ。

― 君、水戸さんは、いいクラブだけど、あくまで通過点のチームだよ、と誘われて。

では。