オリジナルで,春を待つ。

2024シーズンの、リーグ日程が発表された。

2月23日(金、祝日)の開幕で、11月24日(日)が最終節。

ホーム&アウェイの 全38ゲーム。

その後に、3~6位による、3番目の2部昇格者を決するプレイオフが、12月第1週まで実施される。

で、リーグ開催の期間中には、ルヴァン杯と天皇杯(県代表決定より)が、織り込まれる。

……お楽しみの 9か月がやってくるまでの 、これからの 2か月。

たとえば、自分だけのオリジナルグッズを創って、開幕に備えている萬年氏。

㈱松本山雅では、グッズ開発担当者が、鋭意、商品開発に奮闘のことと存ずるけれど、

どうも、最近、面白みに欠ける、というのが、家人のご意見。

ひととおり、アイデアが出尽くした、とも言えるんだろうが、

Jリーグと山雅が、登録商標上の権利によって、二重にピンハネするから、市価の同等品よりかは、3割程度は高く買わされる、のはいたしかたないにしても、

クラブカラー(緑) や、観戦の〈お伴〉的発想に執着し過ぎることで、魅力に乏しい。

特に、アパレル関連品は、街着としては、まったく敬遠されるだろう。

……と文句を言うばかりでは、すこしも建設的でないから、

この際、萬年式の山雅キャップを、創ってしまえ。

ベッチンに似せたポリエステル生地の帽子(780円也)を買ってくると、

無料フォントから気に入った書体を拝借し、白いフランネル地から大文字〈Y〉を切り抜いて、

それを、友人の奥様に頼んで、うすいピンク糸で縫い付けてもらった。

こういうのは、帽子は格安でも、副材や手間に、ずいぶんと手間ひまかけることになるのが必定。

でも。

一見、意味不明のエンブレムが、なんとも密やかな悦楽ではないか。

これを目深にかぶり、ピーコートを着込んで、今冬を過します。

では。