ありがとう、渡邉 千真!!
土曜日。
息子家族が来てくれて、午後の2~3時間を過した。
TV画面では、天皇杯の決勝戦がおこなわれていて、話をしながら、
要は、各自が集中を欠きながら、それでも、ゲームを観戦している格好。
息子によれば、
柏のほうが、効果的に攻撃ができている、らしかった。
公式記録では、延長戦までやって、0 – 0 のスコアレスドロー。
僕は、離れたテーブルで、小学一年生の宿題を一緒にやっていたから、それこそ、マジメな観方でなかったが、
互いに、攻撃が完遂できない、いわば、中途半端で、イマイチなゲームの印象。
でも、どっちかを勝たせなければならないから、PK戦になる。
― キーパーは、柏のほうがいいよね、と息子。
でも、最後は、そのキーパー(柏の) が外して、敗戦なんだから、
なんとも、勝敗とは残酷なものだ。
気持ちがわからないではないが、いっちょ前の男が、ああまでして泣くことはなかろうに。
(ただし、賞金が、3分の1になってしまった悔しさの号泣だったのなら、そのプロ根性に免じて勘弁する)
で、なにを思ったのか、ふと会話のやりとりの中、息子が、
― 山雅愛については、父より自分のほうが深く、優っているね。
なにかと、その言葉を口にする僕への、ジャブみたいなもんだけれど、
我が家における、山雅ファンサポーターの先駆けは、まさしく彼だったから、
反論はしないことにした。
では。