尊重。

月曜日の夜遅く、山雅公式サイトをのぞいたら、

社長メッセージが公開されている。

……今季、特定のサッカースタイルを築きながら、同時に、結果(=昇格)を求めて闘ってきたが、ラスト1節を残して、その可能性が潰えたことについては深謝します。
しかし、ホーム最終戦、今季取り組みを最大限発揮すべく闘う所存であるから、ファンサポーターの共闘をお願いしたい……。

こういった社長声明を発することについては、クラブとして必要と考えるならば、そのようにすればいい、と僕は、思う。

そうしたい意思は、尊重する。

ただし。

ファンサポーターのほうから、このタイミングで公式になんか言えよ、というのには賛成しない。

どんな時でも、(心身共に)そこに居るんだ、と宣するのなら、

クラブが言おうが言うまいが、ただ、(心身共に)参戦すればいいのだ。

やろうとしているサッカーについてだって、

サッカー論議として楽しむのはどんどんやるにせよ、

ファンサポーターからすれば、

どんなサッカーであろうと、究極の話、勝って喜べればそれでいいわけなんで、

チームが追求するサッカーの、完成度をいろいろと批評するのはかまわないが、

特定のサッカースタイルの、選択そのものの是非を言ってどうするの?

失点する以上に、得点する、それ以外にあるのかね。

せいぜい、俺は、カウンター攻撃時の、アドレナリン一気噴出の快感に酔いたいくらい、がホンネでは?

(戦っている、いない、というのは、スタイルとは別の、完成度の問題に属す)

最終節を残して可能性が途絶えた、とはいうものの、これは、昨季と(実質的に)同様なので、

これだけサッカー流儀を変容させた中で、そこそこやったよ、と僕は評価しますけどね。

こんなところにいる我らではない、ってのは、胸の中で思っているうちはまだ可愛いが、口に出すとは、それこそ、自分の足許も見ず、3部リーグをナメている。

卑屈になることなく、謙虚にいきましょう。

戦績からすれば、歴然と、3部相当の出来なんですから。

では。