続投を支持する (讃岐戦レビュウとして)

月曜日、退勤する際。

ソネさん(南ゴール裏の定住者)と会ったら、

― 霜田さん続投らしいです、信毎が報じてます、とのこと。

結果責任を負わない気楽な僕からすれば、続投でいい、と思っている。

なにより、山雅が、アントラーズみたく、指揮官に呼べば、その受け手に困らないようなビッグクラブでもあるまいに。

この際、腰を落ち着けたチーム創り、サッカースタイル追求を、なにより求む。

帰宅して、讃岐戦後の監督インタビュウを読んだら、

今季取り組んできたこと、チーム(と個)の技量についての評価が、僕には、たいへんわかりやすく述べられていた。

もちろん、ブリーフィングに過ぎないから、部外者にはうかがい知れないデリケートな事情などは省かれていようし、

そういう返答を導き出すような質問をしているのだろう。

ただ、そこには、ハッタリも、大風呂敷もなく、いまやシーズン総括に着手しつつあるな、という感じがする。

今季を踏まえ、より引き絞った視点でチームを編成して、そのまま来季へ雪崩れ込みたい、そんな雰囲気。

― レンタル組が残ってくれれば、いいんですが、とソネさん。

たしかに。

山雅としては彼らを重用しているから、それなりの留保はしたいだろうが、

滝などは、派遣元エスパルスの昇格に関する動向次第、かも知れない。

2年前まで指揮していたチーム(アルディージャ)の本拠地に乗り込む、なんてのは、霜田さんにしたって、モチベーションの高まりだろうし、話題性もあるし。

その前日の日曜日。

別件で、息子に会ったら、

― 2018~2019頃、振り返れば、セルジ―ニョは居たし、杉本 太郎が控えだったんだから。

要は、それほど豪華なメンツを擁していたのに、今は、と言いたいんだろう。

その後で、家人に、
― でもさぁ、そのセルジ―ニョが一緒に戦っていて、最下位(降格)だったんだよね、と言ったら、

― 私は何も言っていないじゃん、こっちに議論を吹っ掛けるのはやめてよ!!

おかんむり、なんであります。

やってるサッカーのよしあし議論は、ともかく、

こうなった財政事情の要因も、ともかく、

2018年のチーム人件費は 11億円、2022年のそれは 5億円。

財布の中身では、すでに舵は切られているんだけれど、

現在のチームを擁護する者は、どうしても孤独になってしまうんです。

どうしてなんでしょうか?

では。