土壇場……。
もともとは、斬首刑のために築かれた盛り土、をいう。
これが、せっぱ詰まりに詰まった場面に転用されるようになったおかげで、
僕らファンサポーターは、冷え込む初冬を迎えてもなお、ぎりぎりと熱い週末をクライマックスとかいいながら、送っていられる。
なかには、既に来季の話でもちきりのチームもあるわけだから、それから思えば、なんという至福か、と思うべし。
さて。
第35節は、同点にされて、1 – 1 のドロー。
悲観的な者は、勝ち点2を失った、などとたわごとを言っているに違いないが、
もともと2位に滑り込む可能性が数パーセントのところで勝負をしているんだから、
ビクトルの再三の好セーブ。
それと、相手の素早いカウンターにかなり手こずりながらも、
攻撃を続けたチームがもぎとった、アウェイにおける、勝ち点 1、と考えます。
ようやく、
これで、順位では、昨季なみの 4位にたどり着けたことでもあり、
自分らの力をさらに謙虚に、厳しく見積もったうえで、
ラスト 3戦に向かって爪を研ぐ、ってもんでしょう。
チームはもちろん、ファンサポーターも。
最後に。
石丸さん(愛媛監督)には、衷心より、おめでとうを申し上げます。
では。