つづく土壇場, 勝ち点1 を拾う (2023.11.12福島戦レビュウ❶)

土壇場……。

もともとは、斬首刑のために築かれた盛り土、をいう。

これが、せっぱ詰まりに詰まった場面に転用されるようになったおかげで、

僕らファンサポーターは、冷え込む初冬を迎えてもなお、ぎりぎりと熱い週末をクライマックスとかいいながら、送っていられる。

なかには、既に来季の話でもちきりのチームもあるわけだから、それから思えば、なんという至福か、と思うべし。

さて。

第35節は、同点にされて、1 – 1 のドロー。

悲観的な者は、勝ち点2を失った、などとたわごとを言っているに違いないが、

もともと2位に滑り込む可能性が数パーセントのところで勝負をしているんだから、

ビクトルの再三の好セーブ。

それと、相手の素早いカウンターにかなり手こずりながらも、

攻撃を続けたチームがもぎとった、アウェイにおける、勝ち点 1、と考えます。

ようやく、

これで、順位では、昨季なみの 4位にたどり着けたことでもあり、

自分らの力をさらに謙虚に、厳しく見積もったうえで、

ラスト 3戦に向かって爪を研ぐ、ってもんでしょう。

チームはもちろん、ファンサポーターも。

最後に。

石丸さん(愛媛監督)には、衷心より、おめでとうを申し上げます。

では。