セットプレイを究めよう (相模原戦レビュウ❷)

勝ったら勝ったで、

あれだけ後半も果敢に押し込んでいたので、3 – 0 で終わらないと……。

とか、ファンの欲は、なかなか尽きることがない。

けれど、63分。

小松 蓮のヘディングシュートがネットを揺らしたんだから、良しとしよう。(つまり、実質 3 – 0 )

これがオフサイドでノーゴール、とジャッジされたのは、
僕の推定だと、小松と並んで飛び込んだ野々村の位置がオフサイドで、

野々村は、ボールには関与しなかったけれど、相手ディフェンダー(#2?)の動きを抑え込むことによって、プレイに関与した(小松のプレイを利した)、とみなされたのではないか?

レフェリーは、山雅プレイヤーに、オフサイドであった理由を説明すべきであって、

オフサイド判定を下した副審に歩み寄っただけで、責めるため詰めよった,

としてイエローカードは、無体な話ではありませんかねぇ?

菊井は、キャプテンマークを巻いている。

ならば、説明を求めることができる立場ではないか。

さて。

これを含め、この日のゴールはすべて、セットプレイが、はじまりだった。

後半に入ると、セットプレイを獲るたんび、ずいぶんと時間を使っては、選手間で談合がおこなわれた (オマケで、安永は遅延のイエローをもらう)。

相手に流れが行くのを絶ち、かつ、自分たちへ時間を引っ張ってくる、ということでは、効く。

リーグにあって、山雅の次にファールが少ない(第4位)相模原が、このゲームでは、22個ものファールを犯した事情をこっちに有利に使った、とみなせば、チームはなかなかクレヴァ―になった、と評価しよう。

ボールを握る、というのは被ファールのチャンスを生む、という局面があるわけですな。

ちょっとした技量差、チーム完成度の差、これらによって、山雅がファールで削られる傾向にあるのなら、フリーキックを工夫し、高めましょう。

これは、ロングスロウや、コーナーキックにも同じことが言えて、

要は、自分たちが時間をリセットすることで、ゲームの主人公になれればよい。

では。