無慈悲な沈黙 (2023.10.15 長野戦レビュウおしまい)

たしか、ハーフタイム。

― あのね、今日は、選手紹介時にやる、定例の、〇〇のファンサポーターの皆さん、ようこそアルウィンへ、はなし。

ガチャの(アルウィンTV)、アウェイ席への歓迎挨拶もなかったのよね、と家人。

へぇ~。

このゲームを、格別な舞台とも思っていない僕からしても、

こういう無慈悲な沈黙は、よく深慮された、なかなか上品な演出ではないか。

愚弄のための拍手と同じように、場の雰囲気盛り上げに効くから、どんどんやったらいい。

さて。

レビュウの最後に、プレビュウでも求めた、意味ある交代カードが切られたことを高く評価しておきます。

先発メンバーの出来が良かったこともあって、全体として交代投入が遅くはなったけれど、5枚それぞれに価値あり。

とりわけ、アシストの渡邉と、決勝点の野澤が含まれていたんだから、交代策はズバリ的中!!、でした。

山口 一真のコンディションを勘案しながらカードを切る趣きであったんですが、

こうなると、滝 裕太、鈴木 国友、榎本 樹がピッチに立てなくなる、といった無念も湧いてくる。

さらに、#7ルーカスヒアンは、今季、秘密兵器のまま終わってしまうんか?、といった心配もしなくちゃあ、とは、

3部にあっては、かなり贅沢な悩みですな。

― 宮阪かぁ、やっかいね。

と家人がつぶやいたのは、すでに、終盤の90分。

焼石に水的にでも、宮阪、加藤を、どん尻で投入せざるを得ない長野の台所とは、ずいぶん違うってことか、山雅。

ならば、その厚く有能な戦力層を、残り7戦で、証明するだけ。

では。